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BMSエディタ「iBMSC」入門 ~導入・初期設定・Tipsなど~

これは BMS制作について Advent Calendar 2016 2日目の記事です。

昨日はyuinore氏による[BMS] キー音を結合して打鍵感をアップさせよう (ソフトウェア配布)でした。
明日はDolphin氏によるendless music English Guide - Keysoundsです。
まだまだカレンダーに空きは残っているので、BMS関係で発信したい情報が少しでもありましたら是非とも参加してみましょう!


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iBMSCはDoaz氏によって開発された比較的新しめ*1BMSエディタであり、BMS編集に便利な機能を多く備えています。代表的なiBMSC独自の機能・特徴を挙げてみます。

  • ノーツ移動にキーボードが使用可能
  • ロングノーツの視覚化
  • ノーツの縦移動を抑制する機能
  • ノーツ重なりの自動検出
  • 1小節当たり9999分音符までの分解能に対応

本記事では、そのようなBMSエディタである「iBMSC」の導入・初期設定について簡単に説明していきます。

インストール

公式サイト(日本語)からiBMSCをダウンロードしましょう。

ページ左部「Download」から順当にダウンロードできるかと思われます。4つリンクがありますが、登録を求められる4shared以外であれば問題ないでしょう。
Windows XP以前のOSのみ、.NET Framework 3.5以降のインストールが必要です。もし該当する場合はサイトに従ってDLしましょう。)

圧縮ファイルを解凍し、適当な箇所に配置すればインストールは完了です。

初期設定

最初に行っておくべき設定を簡単に示します。 とりあえずiBMSC.exeをクリックして起動してみましょう。

日本語化

メニューバーから"Options"→"Language"→"日本語 by Nekokan"を選択します。

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メニューバーやサイドバーの表示が日本語になればOKです。
この記事は日本語設定を基準として進めます。

外観の設定

とりあえずBMSを開いてみましょう。メニューバーから"ファイル"→"開く"もしくはiBMSCの画面にBMSファイルをドラッグ&ドロップすることで開けます。

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このような画面になったかと思われます。(譜面自体はファイルによって異なります) ノーツが見慣れない色配置となっているので、それらしい色に変更しておきましょう。
"オプション"→"テーマ"→"IIDX.theme"を選択します。

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見慣れた色配置になりました。

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BGMレーン数の変更

iBMSCにおけるBGMレーンの列数は初期設定では15とかなり少ないです。 このままでは編集に大きく支障を来すため、BGMレーンの列数を増やしておきましょう。
画面右部"Grid"欄、下矢印の形をした記号をクリックすると、「BGM 列の数」設定欄が表れます。

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初期値の15から、とりあえず32に設定しておくのがオススメです。*2
BGMレーン数は999まで増やせるので、必要が生じたら増やしましょう。

BGAレーンの表示/非表示

BMSEを使用した事がある方などは、BGAを配置するレーンが無いことに気づいたかもしれません。
これはあくまで非表示状態になっているだけなので、表示することもできます。 譜面表示領域右上のアイコンをクリックすると、画面に表示する要素の一覧が出てきます。

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チェックマークのない「BGA / Layer / Poor」をクリックすると、BGAレーンを表示することができます。 譜面作成の過程ではめったに触れることのない領域なので、必要でなければ非表示のままでも構いません。

これで最低限の設定は終わりました。

そこまで複雑なソフトではないため、細かい設定などは実際に手を動かして試す方が早いかなと思います。 一応、追加で行っておくと便利な点などを幾つかピックアップして紹介しておきます。

細かい設定など

再生ソフトの設定

既存のBMSプレイヤーと連携することで、現在編集している譜面を直接再生・確認することができます。 ここではuBMplayで再生する方法を簡易的に示します。

まだuBMplayを導入していない場合

公式サイトからuBMplayをダウンロードし、構成ファイルをすべてiBMSC.exeと同じフォルダに入れます。(既にuBMplayを導入している場合は行わなくても結構です)

http://ucn.tokonats.net/software/ubmplay

初めてuBMplayを導入する場合には、いくつかのランタイムの導入が必要となります。 ランタイムの導入に関してはhitkey氏による解説を参照することを推奨します。 http://hitkey.nekokan.dyndns.info/bmse_help/1.htm

uBMplay.exeを実行し、起動できることを確認しましょう。無事に起動できたらiBMSCに戻り、ツールバーから「最初から再生(F5)」もしくは「現在位置から再生(F6)」をクリックします。

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BMSが再生されたならば、無事に導入できています!お疲れ様でした。(初期状態だとまっさらな状態かと思われますが、uBMplay上で9キーを何度か押すと操作説明が表示されます)

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既にuBMplayを導入している場合

メニューバーから"オプション"→"再生ソフトの設定"を選択し、「パス」の右側にある[...]からuBMplay.exeを選択すればOKです。

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「まだuBMplayを導入していない場合」下部と同様に動作させればOKです。

カスタムテーマの導入

iBMSCは外観設定を「テーマ」として扱っています。記事前半で説明した「それっぽい外観」もテーマとして構成されています。
テーマは同梱されているもの以外にも、第三者が作成したものを利用することもできます。
手前味噌ですが自作したテーマが幾つかあります。BMSEを模した外観のテーマファイルも作成しているので、もしかしたら移行に役立つかもしれません。

Tips(ある程度慣れた方向け)

便利なショートカットキー

  • 1~8キー:選択したノーツをそれぞれ1P側の皿,1,2,3,4,5,6,7鍵に配置
  • 0キー:選択したノーツをBGMレーンに配置

ドラッグして複数選択したり、メニューバーから"編集"→"検索"で選択したノーツに対して行うと効果的です。

スプリッタ機能

画面の左端を右側にドラッグすると、新しい表示領域が登場します。
直前の配置の確認や、繰り返し配置などを行う際などに便利です。

ロングノーツの簡単配置

Shiftを押しながらノーツを上にドラッグすると、LNを一発で配置できます。
ツールバー「NT」マークがONになっている必要あり、LNOBJでは不可

ミラー配置の自動作成

ノーツを選択した状態でメニューバー"置換"→"ミラー"を選択すると、ノーツの配置を左右反転します。 反転対象は皿レーンまで含まれるので、鍵盤のみ反転したい場合には鍵盤を選択した上で1つ左にずらした状態でミラー化、その後で右に戻せばOKです。

*1:最新版が2013年公開、ちなみにBMSEの最新版は2006年公開

*2:BMSEの最大レーン数と互換性があるため。あまり多すぎても重くなるので、このぐらいが丁度良いというのもあります